茨城県猿島郡境町・五霞町、古河市、坂東市などを中心としたエリアのタウン情報



究極のそば 蕎楽(きょうらく)

=== ご主人へのインタビュー (2007.09.25) ===

業種 そば屋、石臼販売
住所 茨城県境町 293-5
電話 0280-81-1133
営業 昼 11:30〜15:00 夜 17:00〜20:00
店休 毎週火曜日
URL http://kyouraku.jp/
  境町中央名店街の蕎麦屋。
そばの栽培から、刈取り後の管理、そば粉を挽く石臼まで、全てにこだわり究極の蕎麦を目指しています。蕎麦好きが高じて蕎麦屋を始め、今ではオリジナル石臼の販売もしています。
蕎楽の家族

蕎麦が大好きで蕎麦屋を開いて10年目の蕎楽(きょうらく)さん。境町中央名店街でこだわりの蕎麦を食べさせてくれます。蕎麦好きの人の間では有名で、遠方から自動車で何時間もかけて食べに来るお客様もいるとか。そのご主人が取材に応じてくださいましたので、インタビュー映像と共にお届けします。

蕎楽ご主人
インタービュー映像
(約7分間に編集)

YouTubeを利用

ブロードバンドでないと遅いと思いますがご了承下さい。 遅い時は、2回PLAYして下さい。2回目のPLAYでは早くなります。

見れない時の対処法など

インタビューの内容を掲載します。
とてもやさしい感じのご主人で、アットホームな雰囲気の蕎麦屋さんです。しかし、ご主人の蕎麦作りに対する思いは熱く、蕎麦屋の前には電気屋を営んでいたご主人は機械に強く、店の奥には、蕎麦の実から異物を取り除く装置や、選別する為の装置、そしてご自慢の石臼などがたくさん並んでいました。
そばの花
蕎麦畑に花が咲きました
そば屋を始めて10年
蕎麦が大好きで遠くまで食べ歩きをされていたご主人は、50歳の時に、とうとう、蕎麦屋を開業しました。そして、今年が、ちょうど開店10周年。ここまでの経緯については、蕎楽さんのホームページに詳しくかかれていますので、参照ください。(リンク)蕎楽プロフィール
原料は大切です。蕎麦は「中嶋農法」で契約栽培
一番大切なのは原料です。
農家に究極の蕎麦を作りたいとの思いを説明し、納得していただいてから契約します。
栽培方法は「中嶋農法」。この農法は土作りを大切にします。微生物を使って自然な状態の土に戻してから栽培するのでミネラルがタップリ含まれた蕎麦を作ることができます。余談ですが、最近発売されたコカコーラ社の「茶織(さおり)」も中嶋農法で栽培した茶葉を使っています。
農家から買い入れた蕎麦の実は、各種の装置などを使って、手間をかけてそば粉にしていきます。最初に異物などを取り除き、大きさを揃えて分類し、実についている皮を剥き、更に色彩選別機で精選し、石臼で挽いて粉にするのです。この工程は蕎楽のホームページに詳しく解説されているので参照ください。(リンク)製粉工程
お客様の目にふれないところでの労力が6割以上だと話されていました。でも、見えないところにもこだわって、美味しい蕎麦を作りたいとの事でした。
蕎楽オリジナルの石臼

蕎楽オリジナルの石臼
オリジナル石臼装置
蕎麦粉を挽く石臼は苦労して自社開発
蕎麦の実を製粉する時に自社開発した石臼を使っています。
この石臼の開発は、とても苦労をしました。勉強するにも本もなく、すべて独学で、失敗の連続の中から納得できる物がやっとできました。特に苦労したのは、石臼の目立てです。何百回も試行錯誤をしました。そのかいもあって、今では、蕎麦屋の同業者に石臼の販売をしています。(リンク)石臼研究所キョウラク
蕎楽のホームページについて
http://kyouraku.jp/
蕎楽のホームページには、ご主人が自ら作成しています。パソコンも得意で、何事研究熱心。ホームページのデザインや技術的な事も勉強し、どうやったら見やすくて親しみを持ってもらえるサイトになるかと研究を続けています。
蕎麦作りのこだわりがぎっしり詰まっていますので、是非、ご覧くださいませ。石臼や蕎麦粉の販売もホームページで行っています。
蕎麦作りに熱心な蕎楽さんはNHKで紹介されたこともあるんですよ。
(リンク)NHKの取材のようす
蕎楽のご主人は何事にも一生懸命です。
そんなご主人がこだわりぬいて作っている蕎楽のそば。一度、ご賞味くださいませ。