大きなファイルをメールで送信する方法 for Win
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1Mバイトを越えるような大きなファイルをメールの添付ファイルとして送信することはできません。
インターネットエクスプローラに付属しているメールソフトでは、自動的に指定したサイズごとに分割して送信する機能がありますが、ネットスケープ等にはこの機能がないので、大きなファイルを送信する方法についてご説明します。

1.大きなファイルを送信できない理由
2.ホームページデータとして送受信する方法
3.ファイル分割ソフトを利用する方法
 
1.大きなファイルをメールで送信できない理由

 これはセキュリティ対策の為です。 インターネットの世界には、ハッカーやクラッカーと呼ばれる悪意を持ってシステム破壊を試みる者達が存在します。 もし、メールの容量制限を設定しておかないと、これらの者達が、意味の無い大きなファイルを送りつけてきたりして、最悪、システムダウンという事態になることもあります。

 よって、一般のユーザの方々には不便をかけてしまいますが、ほとんどのプロバイダーでは、メール容量に制限をかけていて、1Mバイトという容量の制限が一般的です。

 また、メールの添付ファイルとしてデータを送る場合、メールの特性により、元データの約2倍のサイズとなって送信されます。 たとえば、500Kバイトの画像データを添付ファイルとして送信すると、1Mバイトのメールとなって相手に届きます。ですから、ファイル分割時はご注意下さい。
 
2.ホームページのデータとして送受信する方法

 猿島インターネットサービスでは、ユーザの皆様に5Mバイトずつのホームページ領域を無料で提供しています。 この領域を利用して、データを送受信する方法を説明します。

(以下、猿島インターネットのアカウントを px0001、パスワードを sasima、送信したいデータを aaa.jpg と仮定してご説明します。)

 この方のホームページ領域は、http://w3.dreams.ne.jp/px0001/ となります。 この領域に目的のデータ aaa.jpg を入れておけば、ホームページアドレス http://w3.dreams.ne.jp/px0001/aaa.jpg を指定する事により、目的のデータを相手に受け取ってもらうことができます。

 データをWWWサーバ(ホームページデータを蓄えているサーバ)に送信するには、FTPというソフトが必要になります。 もし、FTPソフトをお持ちでない場合でも、ウィンドウズ95には、簡易FTPソフトが付属していますので、下記ページをご参照して下さい。

ウィンドウズ付属FTPソフトの使い方
 
3.ファイル分割ソフトを利用する方法

 無料で利用できるファイル分割ソフトが公開されています。 このようなソフトを入手して、送信したいデータをあらかじめ小さなファイルに分割してから添付ファイルとして送信する事もできます。

 当社では、JYDIVIDE というフリーソフトを利用させて頂いていますが、このソフトでは、受け取った側が、JYDIVIDE を持っていなくとも、分割送信されたファイルだけで、元のファイルに自動復元する機能もあります。 詳しくは、各々のフリーソフトの説明をご覧下さい。

 JYDIVIDE は、下記アドレスから入手可能です。

窓の森の JYDIVE のページ

 上記では、ファイル分割ソフトと自己復元型の分割データをダウンロードして利用する事をおすすめします。

Presented by 猿島インターネットサービス info@dreams.ne.jp